2010年9月9日木曜日

Rhinoの変形機能のありがたさ。

マニアックな話ではあります。
RhinocerosってSolidWorksとかと違って、形状を作りこんでしまったデータの修正ってブルーです。
しかしバージョン4からの機能であるUDTUniversal Deformation Technology)でずいぶん助けられてます。
 
ま、平たく言えば、作った形状を伸ばしたり、曲げたり、ねじったりが出来る機能ですが、完成したと思ったけど、内部の部品が干渉しそうとか、成型後の変形を見込んで、金型はもうすこし曲げてないといけないとか、そういった修正がすごく手軽に、案外精度も高くできてしまいますね。









極端な例(笑)
マウスの基本形状(左端)をUDTを使って伸ばしたり広げたり、ゆがめたり・・・。

てか、このレンダリング、結構古いんですけど、バックに拘りました!文字のとことかシボの感じはエフェクターのMXR Dynacompのパロディーなんです!!(超どうでもいい)






あと、こんな花のつぼみみたいな形状は、Rhinoのヒストリー機能を有効にしておきながら、環状配列しておくと、コピーされた形状も自動的に変形されるので、ねじり具合や開き具合いを全体のバランスを見ながら調整できます。